大規模言語モデル(LLM)を利用して自然言語から推論し、構造化パラメータを抽出し、ツール呼び出しやHTTPリクエストに用いる。
Difyワークフロー内には豊富なツールが用意されており、その多くは構造化パラメータを入力として要求します。パラメータ抽出器は、ユーザーの自然言語をツールが認識できるパラメータに変換し、ツールの呼び出しを容易にします。
ワークフロー内の一部のノードは特定のデータ形式を入力として要求します。例えばイテレーションノードの入力は配列形式である必要があり、パラメータ抽出器は構造化パラメータの変換を容易に実現します。
この例では、Arxiv論文検索ツールの入力パラメータとして「論文の著者」または「論文番号」が要求されます。パラメータ抽出器は「この論文の内容は何ですか:2405.10739」という質問から論文番号2405.10739を抽出し、ツールのパラメータとして正確に検索します。
Arxiv論文検索ツール
テキストを構造化データに変換する
パラメータ抽出の設定
設定手順
高度な設定
推論モード
一部のモデルは関数/ツール呼び出しや純プロンプトの方法でパラメータ抽出を実現する2つの推論モードをサポートしており、コマンドの遵守能力に違いがあります。例えば、あるモデルが関数呼び出しに不向きな場合、プロンプト推論に切り替えることができます。
メモリ
メモリを有効にすると、問題分類器の各入力にチャット履歴が含まれ、LLMが前文を理解し、対話の中での問題理解能力を向上させます。
画像
画像をオープンする。
出力変数
__is_success 数値
抽出が成功した場合は1、失敗した場合は0となります。
__reason 文字列
抽出エラーの原因